赤瀬海岸
【あかせかいがん】

宇土(うと)半島北岸の宇土市赤瀬町にある海岸。西は宇土郡三角(みすみ)町に接し，北は有明海に面する。国道57号沿いにあり，三角線赤瀬駅に近い。戦前からの海水浴場で，干満の差はあるが，１日中泳げる海水浴場として親しまれ，年に約10万人の海水浴客が訪れる。飛込台５，貸ボート20，釣船10，旅館８がある。赤瀬漁港がある。付近に明治中期に発見された赤瀬鉱泉（含食塩重炭酸土類）があり，神経痛や胃腸病に効能がある。三角大矢野海辺県立公園に属する。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7223433