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島崎
【しまさき】


旧国名:肥後

金峰山火山群から東へ突き出した2つの尾根と,その間を流れる麹川(紙屋川)の流域に位置する。麹川の北の尾根には荒尾山・本妙寺山(中尾山)があり,南側の尾根には三淵山・石神山がある。麹川は金峰山麓の湧水を集めて東に流れ,下手に低湿地をつくって井芹川に合流している。地名は,井芹川一帯の低湿地に西側から突出した岬状の地形にちなむという。縄文時代の荒尾南・島崎・小山田・石神原などの遺跡,弥生時代の大規模な甕棺群の出土した千原台遺跡群があり,古墳時代の箱式石棺群も2か所ほど見られる。荒尾地蔵堂には大永年間銘の板碑があるほか,天平宝字年間創建と伝える岳林寺には天正年間の隈本城主城親賢の墓がある。なお,江戸期の島崎村の小村の小山田村については,建武5年3月7日の少弐頼尚知行預ケ状案(詫摩文書/県史料中世5)に「小山田」と見え,詫磨別当太郎宗直に兵粮料所として預け置かれている。
島崎村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
島崎村(近代)】 明治22年~大正10年の自治体名。
島崎(近代)】 明治22年~大正10年の島崎村の大字名。
島崎(近代)】 大正10年~昭和49年の熊本市の町名。
島崎(近代)】 昭和49年~現在の熊本市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7225498