田原
【たばる】

旧国名:日向
九州山地中央部,五ケ瀬川上流左岸の山間地に位置し,地内を同川支流田原川が流れる。南東には玄武山がそびえる。当地から河内にかけて分布する秩父帯北縁部の中生層は田原層と呼ばれ,主に礫岩・頁岩・砂岩からなり,化石は産出しないが,礫岩の特徴や地質構造から時代は白亜紀と推定されている。当地から河内にかけて円墳7基・横穴27基の古墳があり,田原古墳として県史跡に指定されている。横穴古墳は地内南平・井貫迫・染野平・南大平・上西平などにあり,とくに南平の横穴古墳は保存が良く高千穂町内屈指の完全古墳である。なお,円墳のほとんどは隣接する河内地内にあり,また国天然記念物の田原のイチョウも河内地内に所在する。
【田原郷(中世)】 南北朝期に見える郷名。
【田原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【田原村(近代)】 明治22年~昭和31年の西臼杵郡の自治体名。
【田原(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7235429 |




