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水流迫
【つるざこ】


旧国名:日向

大淀川支流の岩瀬川と同川支流石氷川の合流域に位置する。地名の由来は不詳だが,地内に水流門・小水流門の名も見え,岩瀬川沿岸に開かれた集落であることにちなむとも考えられる。字下の平には地下式横穴1基があり,隣接する細野・真方の5基の横穴とともに昭和14年小林古墳として県史跡に指定された。字炭床には天文10年の銘のある石造の六地蔵幢があって,基礎・竿・中台・龕部があり,笠と宝珠は落下していたが,現在は修復されて復元している。古い地蔵信仰の遺物として貴重で,昭和40年県文化財に指定された。下部が角柱,上部が8角柱である竿には西面に「奉建立南無地蔵六菩薩御□□長久御願円満□□□□□之大檀那大施主一一所願成就皆令満足之故也(10字不明)蔵(9字不明)此同行」,西北面に「二人後生善処之為也□□□□之□□処申之供養木□之人数廿八人 後生善処之為也 于時天文十年辛丑今月吉日敬白」と刻銘されている。ほかに字岩瀬口に永仁元年在銘の石碑が,字穂屋下に中世の古石塔群があった。
水流迫村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
水流迫(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7235504