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早水
【はやみず】


旧国名:日向

大淀川上流左岸に位置する。地名の由来は,早水池に由来するといわれ,古語で泉のことを「そうず」というので,それを早水と書いたものがいつの間にか「はやみず」とよむようになったものか。この早水池は,一年中池底から水が湧き,「日向地誌」では旱魃時には農民がここに集まって雨乞したと書いてあるが,昭和初期頃まで雨乞祭は行われていた。その時の水神と思われる竜頭神が早水神社に祀られている。当地には「古事記」「日本書紀」に出てくる仁徳天皇妃髪長媛誕生地という伝説があり,早水神社の祭神の中に髪長媛が祀られている。また,早水池の泉は髪長媛にちなんだ名水で,美人になるといわれ,参拝者は顔を洗ってから参拝している。早水池周辺からは弥生土器や土師器が出土する。早水神社境内には都城沖水古墳があり,県史跡に指定されている。また,地内には昭和9年県史跡に指定された祝吉御所跡がある。
早水(中世)】 室町期に見える地名。
早水村(近世)】 江戸期の村名。
早水町(近代)】 昭和38年~現在の都城市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7235793