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田海
【たうみ】


旧国名:薩摩

川内(せんだい)川支流田海川西部に位置し,川内川下流に南接する。地名の由来は,川内川沿岸の水田が洪水によって一面海のように見えることによるものか。地内に車内・別府原の小字があり,久安3年の入来院弁済使別当伴信房解文に見える「車内」,あるいは建久8年の薩摩国図田帳に見える「東郷別府」の一部は当地にあたるものと思われる。「東郷由緒記」によれば,天正15年段落の島津図書頭忠長の所領のうちに「田海村」があり,織豊期と推定される年未詳11月10日付薩摩出水公方向用途支配注文に「田海分八町 一貫三百三十六文」と見える(入来文書)。
田海村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
田海(近代)】 明治22年~昭和32年の下東郷村の大字名。
田海町(近代)】 昭和32年~現在の川内市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7238082