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仲村渠
【なかんだかり】


旧国名:琉球

方言でもナカンダカリという。沖縄本島南部に位置し,琉球石灰岩台地から太平洋に臨む海岸低地を占める。村名のムラカリ(村渠)とは村分かれの意。北の垣花村と南の百名村の中間に位置することから,仲村渠と呼ばれた。集落の西端に東御廻りの拝所であるミントングスク(県史跡),南には仲村渠ヒージャー(樋川)がある。ミントングスクは,ミントゥンアマウリ(天降り)ともいい,百名海岸のヤハラヅカサから上陸したアマミキョが居を定めたところと伝える。標高125m内外の孤立した岩山で,頂上は少し平坦である。旧暦2月の麦穂祭と,旧暦5月の稲穂祭,旧暦6月の稲大祭のときに謡われる「麦穂祭・稲二祭之時,玉城巫唄」に,「をしやげまきよう・をしやげこだ」と謡われるのが仲村渠のマキョの聖名である(ウムイ26/歌謡大成Ⅰ)。
仲村渠村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
仲村渠(近代)】 明治41年~現在の玉城村の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7241284