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屋我
【やが】


旧国名:琉球

方言でもヤガといい,近隣の済井出(すむいで)とヤガ・スムディーと併称される。沖縄本島北部,西海岸地先の屋我地島南東部に位置し,南は羽地内海,東は東シナ海に面する。沖縄考古編年前Ⅰ~Ⅲ・Ⅴ期から後期にかけての墨屋原遺跡群,前Ⅴ期・後期の墨屋原浜崎遺跡,後期のアマグシク東方遺物散布地がある。これらの遺跡はいずれも南向きで,海に近いところに立地している。集落の北方約600mの丘陵上に立地する屋我城遺跡群は,グスク時代中期~近世にかけての遺跡で,7か所の小貝塚と住居跡が1か所確認されている。頂上の平坦地は石積みの囲いが作られ,岩陰にイビがある。南側斜面には当時の鍛冶場跡があり,また中腹の平坦地には約500年前の貝殻で敷かれた祭祀場跡が発見された。城の南側一帯の古島が集落発祥地といわれ,屋我地島では最も古い村で,近隣からはウプヤガ(大屋我)と呼ばれる。
屋我村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
屋我(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7241908