栗生沢村(近世)

江戸期~明治8年の村名会津地方北部,会津盆地北部,押切川東岸の山麓に位置する耶麻【やま】郡のうち会津藩領,五目組に属す村高は,文禄3年の蒲生高目録では「くり沢」とあり274石余,文化15年の村日記(県史10下)および「天保郷帳」では307石余,「旧高旧領」310石余化政期の家数は9軒であるが,宇津野村に当村に属する民家が16軒あり,当村に宇津野村に属する民家が2軒ある(新編会津)村の南部にある熊野宮は,中世までは宇津野村に属していたといい(会津雑考),5座が相殿としてまつられている(新編会津)たびたび村の西部を流れる日中川(押切川)による洪水の被害を受けた(新編会津)明治8年宇津野村・赤崎村と合併して山田村となる

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7267376 |