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那賀郡


当郡は天正18年徳川家康領,その後幕府領となって,元禄年間から旗本領が増加し,のちには遠江国掛川藩領・旗本領と寺領になった。当郡における検地は,彦坂正元によって文禄3年宇久須村・田子村などの海岸沿いの村で,慶長3年那賀川流域の村で実施された。石高・村数は,「元禄郷帳」4,603石余・17か村,「天保郷帳」4,615石余・17か村,「旧高旧領」4,623石余・17か村。「旧高旧領」では掛川藩領2,803石余・旗本領1,750石余・寺領65石余。海岸沿いの村では漁業が盛んで,鰹節(伊豆節)は名産であった。明治元年韮山県,同4年足柄県を経て同9年静岡県に所属。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7351635