BAKファイル
【ビーエーケーファイル、バックファイル】
BAK file/.BAKファイル;.BAK file/BAK;.BAK
拡張子が「.BAK」となっているファイルのこと。ほとんどの場合はバックアップされたデータが記録されている。{LF}エディタなどの一部のアプリケーションソフトでは、ファイルを上書きする際に、編集する前のデータを残す機能を備えているものがある。このようなアプリケーションソフトでは、上書き時に元のファイル名の拡張子を.BAKに変更した.BAK ファイルを作成し、そのファイルに編集前のデータを記録している。{LF}.BAK ファイルを使用して、変更したファイルを元の状態に戻すためには、コマンドラインやエクスプローラなどを使用して、.BAK ファイルの拡張子を編集前の元の拡張子に戻せばよい。{LF}しかし、アプリケーションソフトによっては、単純に拡張子を戻すだけではデータが元通りにならないばかりではなく、致命的なエラーを発生させてしまう恐れもあるので、実際に復元を行なう際(特にテキストファイル以外の.BAK ファイルを書き戻す時)には注意が必要。{LF}.BAK ファイルの活用方法としては、テキストファイルをテキストエディタで編集しているときなど、一度上書き保存した編集内容を取り消すときに、エディタが作成した.BAK ファイルを参照するなどといった事例が考えられる。バックアップファイルを使用して容易にデータの復元を行なうための機能を搭載したアプリケーションソフトも存在する。{LF}また、.BAK ファイルを作成する機能がないアプリケーションソフトでも、.BAK ファイル以外のファイルを使用した自動バックアップ機能を搭載するアプリケーションソフトもある。{LF}もっとも、多くのアプリケーションソフトはバックアップ機能を全く搭載していないため、ファイルの編集を行なう際には依然として慎重に操作する必要がある。{LF}.BAKファイルと同じようにバックアップファイルとして作成されるファイルとして、.OLD ファイルなどがある。
◆関連用語
拡張子;ファイル;バックアップ;データ;エディタ;アプリケーションソフト;コマンドライン;エクスプローラ;テキストファイル;テキストエディタ;保存
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