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C.x
【シードットエックス】


GlobespanVirata社が日本市場向けに開発した、G.992.1 Annex CベースのADSL高速化技術。{LF}従来上り方向の通信に使用している25.875kHz~138kHzの周波数帯に、下り方向の通信データも流すことにより、Annex Cと比べて最高で500kbps程度の高速化が可能になる。また、26kHz~138kHzの帯域は現在下り方向に使用している138kHz~1104kHzの帯域と比べてノイズに強く、Annex Cでは不可能な長距離通信も可能になる。ただし、上り方向の信号は下り方向の電気信号に干渉されるため、上り方向の通信速度は若干低下する。{LF}C.xはACCAが同社の12Mbps ADSLサービスで採用しているほか、地域系ADSLプロバイダでも数社に採用例がある。{LF}ちなみに、C.xで使用している技術はG.992.1 Annex Cの範囲に含まれるが、類似の高速化技術であるeXtremeDSLとは互換性がない。また、C.xを採用するプロバイダではS=1/2技術も採用しているが、厳密にいえばC.x自体にはS=1/2技術は含まれない。
◆関連用語
Annex C;ADSL;Hz;データ;帯域;サービス;プロバイダ;eXtremeDSL;S=1/2




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