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IGP
【アイジーピー】


Interior Gateway Protocol

インターネットのようにTCP/IPを用いて複数のネットワークを接続した環境において、各ネットワーク間で接続機器が経路情報をやり取りするためのプロトコル。具体的にはRIPOSPFIGPとして用いられる。{LF}大規模なTCP/IPネットワークは、各組織が保有・運用する小規模なネットワークである「AS」(Autonomous System)を単位として、これを相互に接続した形態になっている。このAS内での経路制御に用いられるプロトコルIGPである。異なるAS間で経路情報をやり取りするプロトコルEGPと呼ばれる。{LF}RIPは最も初期から用いられているIGPで、30秒間隔でそれぞれのルータルーティングテーブルを送信し合うことで、経路情報を更新し続ける。RIPでは、最適経路は単純に通過するルータの数によって判断され、通過ルータ数に最大数を設定することで無限ループを回避している。OSPFは第二世代のIGPで、AS内を複数のエリアに分割して管理したり、ルータ間の経路コストを設定する機能などを備えており、RIPよりも高機能と言われている。RIPOSPF以外にも、RIPに機能を追加したRIP2や、Cisco社の独自仕様であるIGRPなどがある。
◆関連用語
インターネット;TCP/IP;ネットワーク;環境;プロトコル;RIP;OSPF;運用;AS;EGP;ルータ;ルーティングテーブル;無限ループ




インセプト
「IT用語e-Words」
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