EFI
【イーエフアイ】
Extensible Firmware Interface
Intel社が提唱している、従来パソコンのハードウェア制御を担ってきたBIOSに代わる、OSとファームウェアのインターフェース仕様。{LF}MS-DOSのような16ビットOSが使われていた時代に設計されたBIOSは、マルチタスク環境で利用されることを想定していない点や、メインメモリの先頭から640KB目から1MB目のわずか384KBの領域にしか配置できない点など、現在のハードウェアやOSから見ると時代遅れで窮屈な制約が多い。これを克服するために設計された近代的で拡張可能なファームウェアのインターフェース仕様がEFIである。{LF}EFIは、過去の環境との互換性(の維持)から比較的自由なItaniumシリーズをはじめとするIA-64プラットフォームに採用され、対応する64ビットOSもEFIを利用することを前提に設計されている。{LF}既存環境の資産を引き継ぐ32ビット環境(IA-32)ではこうはいかないため、拡張ROM BIOSを搭載した拡張カードなどを動作させることができる「Intel Platform Innovation Framework for EFI」という仕様が発表されている。Windowsの次期バージョン「Longhorn」(コードネーム)もEFIへ対応すると見られ、32ビット環境も徐々にEFIへ移行していくと思われる。
◆関連用語
Intel;パソコン;ハードウェア;BIOS;OS;ファームウェア;インターフェース;MS-DOS;16ビットOS;マルチタスク;環境;メインメモリ;Itanium;IA-64;プラットフォーム;64ビットOS;ビット;IA-32;拡張カード;Windows;バージョン
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