FOMAハイスピード
【フォーマハイスピード】
FOMA High Speed
NTTドコモの携帯電話サービスFOMAで提供される、高速なデータ通信サービス。第3世代携帯電話(3G)の通信規格であるW-CDMAの高速化規格「HSDPA」に対応したことで、通信速度は下り最大3.6Mbpsを達成した。理論上は同14Mbpsまで規格化されているが、現在は3.6Mbpsまでの対応となる。対応端末2モデルと、高速通信を生かした新サービスも開始する。{LF}NTTドコモでは新サービスとして「ミュージックチャネル」を開始する。HSDPAの高速通信を生かしたサービスで、用意された音楽番組から好きなものを選ぶと、最長1時間の音声情報を深夜の時間帯に端末に自動配信する。1時間の番組では、48kbps/AACフォーマットの楽曲がおよそ10曲分配信でき、容量としては25MB程度になる。{LF}また、容量を5MBまで拡大した大容量のiモーションも提供する。配信される動画は、ソニー・ミュージックのビデオクリップやソニー・ピクチャーズの映画予告編、サンリオのアニメなど最長で5分程度のもので、HSDPAの高速大容量通信を生かしたものとなっている。{LF}FOMAハイスピードはFOMAハイスピードエリア内でないと使用ができない。現在は東京23区内より順次対応エリアを広げており、2006年10月末までには全国の主要都市までエリアを拡大する予定である。
◆関連用語
NTTドコモ;携帯電話;サービス;FOMA;データ;第3世代携帯電話;3G;W-CDMA;HSDPA;端末;AAC;フォーマット;iモーション
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