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Windows XP Starter Edition
【ウィンドウズエックスピースターターエディション】


ウィンドウズXPスターターエディション

Microsoft社が2004年8月に発表した、発展途上国向けのWindows XPの廉価版。先進国民に比べ相対的に低所得な途上国民でも使えるよう、機能を削って極めて廉価にしたバージョンである。価格は日本円換算で4000円程度。{LF}Windows XP Home Editionを元に、ホームネットワーク(家庭内LAN)やプリンタなどのネットワーク共有、1台のパソコンを複数のユーザで使えるマルチアカウントなどの機能が削除されている。画面解像度は最高で800×600ピクセルに制限され、画面上には同時3つまでのウィンドウしか表示できない。{LF}当初はインド、ロシア、タイ、マレーシア、インドネシアの5ヶ国で1年間の導入試験プログラムが実施され、その後、順次各国語版がリリースされていった。現在では25の言語に対応したバージョンが世界約140ヶ国で提供されている。{LF}Microsoft社は発展途上国ではびこる同社製ソフトウェアの不正コピーに長年頭を悩ませてきており、近年ではLinuxデスクトップなど無償あるいは廉価な代替システムも台頭してきたため、こうした普及促進プログラムを導入するに至ったと見られている。
◆関連用語
Microsoft;Windows XP;バージョン;Windows XP Home Edition;家庭内LAN;プリンタ;ネットワーク;パソコン;ユーザ;マルチアカウント;ピクセル;ウィンドウ;プログラム;リリース;ソフトウェア;コピー;Linux;デスクトップ;システム




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