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ATMセル
【エーティーエムセル】


ATMで用いられる、送受信されるデータの最小単位。ATMで送受信されるデータは48バイトごとに分割され、5バイトヘッダ情報を付加された53バイトATMセルとなる。{LF}ATMセルに付加される5バイトヘッダは、端末-ネットワーク間で使用するUNI(User Network Interface)とネットワーク同士の間で使用するNNI(Node Network Interface)とで異なる。UNIの場合、GFC(Generic Flow Control:汎用フロー制御)が4ビットATMセルの宛先を決定するVPI(Virtual Path Indentifier:仮想識別子)が8ビット、VCI(Virtual Channel Identifier:仮想チャネル識別子)が16ビット、輻輳の有無や輻輳の度合いにおけるATMセルの優先度を決めるPT(Payload Type:ペイロードタイプ)が3ビットCLP(Cell Loss Priority:輻輳損失プライオリティ)が1ビットヘッダのエラー検出を行うHEC(Header Error Control:ヘッダエラー制御)が8ビットの6つの情報からなる。NNIの場合は、GFCを除いた5種類の情報となるが、VPIが12ビットとなり、全体で5バイトである点は変わらない。
◆関連用語
ATM;データ;バイト;ヘッダ;端末;ネットワーク;フロー制御;ビット;チャネル;輻輳;PT




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