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Groove
【グルーブ】


クライアント同士が直接P2P(ピアツーピア)方式で通信を行なう、サーバ不要のグループウェア。著名なグループウェアである「Lotus Notes」(ロータス・ノーツ)の開発者であるRay Ozzie氏が設立したGroove Networks社によって開発された。製品名は「Groove Virtual Office」。{LF}GrooveユーザインタフェースはNotesを踏襲しているが、P2Pによって通信を行なうことで、サーバおよび管理者が必要なくなった。Grooveユーザは誰でも自由に共有スペースを作れ、共有ファイルはメンバー全員のコンピュータへ保存され、ネットワークに接続した時に随時同期されるようになっている。このため、ネットワークに接続できない状態でも共有ファイルに対して閲覧、書き込みなどの作業が行なえる。{LF}Groove Networks社は2005年にMicrosoft社によって買収され、GrooveMicrosoft Officeに組み込まれることとなった。現在では、「Microsoft Office Groove 2007」として販売されている。なお、Groove Virtual Officeの提供も続けられており、60日間無償で使用できる体験版もある。
◆関連用語
クライアント;P2P;ピアツーピア;サーバ;グループウェア;Lotus Notes;Notes;ユーザ;ファイル;コンピュータ;保存;ネットワーク;Microsoft;Microsoft Office;体験版




インセプト
「IT用語e-Words」
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