カーブアウトディール
【かーぶあうとでぃーる】

Carve Out Deal

会社の事業の一部を切り出して外部に譲渡することや独立した会社を設立することをいい、会社分割や事業譲渡の方法によって行われる。会社の事業のうち、中核事業ではないが将来性のある事業を別組織として独立させ、切り出し元の会社が支援しながら成長させることを意図して行われる。同様の目的で行われるものとして、スピンオフおよびスピンアウトがあるが、カーブアウトディールは、選択と集中という戦略的視点で実施される点で特徴がある。なお、スピンオフは切り出し元の会社から支援を受ける等の関係が継続する場合をいい、スピンアウトは切り出し元の会社との関係を有さない場合をいう。
【参照キーワード】

→スピンオフ

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518114