確定拠出年金
【かくていきょしゅつねんきん】

Defined Contribution Pension

確定拠出年金法に基づいて、あらかじめ拠出する年金保険料を決め、その運用実績に基づいて年金給付を事後的に決める年金をいう。アメリカの401kプランをモデルに制度化されたことから、「日本版401k」とも呼ばれている。確定拠出年金では、それまでの勤務に見合う掛金が企業外部に拠出され、持分は年金資産として保全されるので、年金の給付額が企業業績に影響を受けないという特徴がある。個々の加入者は、原則として、自己の年金資産に基づいて、自己の責任で運用の指図を行うこととされているが、必ずしも資産運用の知識や情報が十分とは限らないので、運用を行うための投資教育は企業が行う必要がある。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518120