パソコン用語辞典 基本用語 39 Internet Explorer【インターネットエクスプローラー】 IE 米マイクロソフトが開発し、無料で提供するWindows用のWebブラウザー。通常はWindowsにも付属する。略称はIE(アイイー)。 IEのバージョン1.0は1995年8月に登場。Windows 95用の機能拡張パッケージ「Microsoft Plus! for Windows 95」に収録された。米イリノイ大学が開発したWebブラウザーのMosaicが、開発時の基になった。当初はMac OS版も提供された。 登場時は米ネットスケープ・コミュニケーションズ(1998年、米AOLが買収)のNetscape Navigatorが、Webブラウザーとして先行した。1996年8月に出荷されたIEバージョン3はHTML3.2に対応、ActiveXコントロールやJavaアプレットの実行環境も備えるなど、大幅に機能を強化した。さらにWindows 95 OSR2に標準搭載したことで、Netscape Navigatorとのシェアは逆転した。 バージョン4ではWindowsのエクスプローラーと統合され、システム上はファイル操作などを行うWindowsのシェルとしても働くようになった。2011年3月(日本では2011年4月)にはバージョン9が公開された。【図版の説明】【Internet Explorer】米マイクロソフトのWebブラウザー【参照語】WebブラウザーActiveXMosaic 日経BP社「パソコン用語辞典」JLogosID : 8528376