xDSL
【エックスディーエスエル】
x digital subscriber line
既存の電話線(銅線)を使って高速デジタルデータ通信を可能にする技術の総称。DSLともいう。この技術によりデジタル化された加入者電話回線を指すこともある。
通話に使われる音声周波数より高い周波数帯域を使ってデータ通信を行う。光ファイバーなどのインフラを整備しなくても、既存の電話網を流用して、ISDN回線以上の速度でのデータ転送が可能になる。音声通話との共存も可能。
回線速度が上りと下りで非対称のADSL(asymmetric DSL)、上り下り回線とも同じ伝送速度(160k~2Mbps)のSDSL(symmetric DSL)、超高速だが利用可能な距離が短く、実際の利用には光ファイバー回線との接続が必要なVDSL(very high bit rate DSL)などの方式がある。
電話局の交換機側とユーザー側にxDSLモデムを設置して通信を行う。xDSLモデムとパソコンはLANケーブルで接続する。
【参照語】
ADSL
VDSL
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8533513 |