爪に灯をともす
【つめにひをともす】

tume ni hi o tomosu
【江戸時代】〈―{2}火をとぼす〉とも。けち。また、けちな生活をしていること。[中国語]非常吝嗇。lead a niggardly life.
【語源解説】
蝋燭(ロウソク)の代わりに爪に灯をともすほどのけち。また、そのような生活をするという譬え。
【用例文】
○薪の高い所なれば箸(はし)よりこまかに小刀割の黒(くろ)木(き)、爪に火をともすとは此事に候(西鶴)○爪ニ火ヲトボス(諺苑)○一口に爪に火を点(とも)す杯(など)とは云ふが(森鴎外)○作太郎が爪に火を点(とも)すやうにして儲けた金(壺井栄)
【補説】
〈爪〉にかかわる慣用句や諺、言い伝えなど、他にもいろいろある。⇒〈つめ〉

![]() | 東京書籍 「語源海」 JLogosID : 8537817 |




