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竜胆
【りんどう】


rind^{o}

【近代】リンドウ科の多年草。山野に自生、秋の末に筒状、紫色の花をつける。根、実とも苦味あり健胃剤とする。異名、エヤミグサ。[中国語]龍胆。gentian.

【語源解説】
竜胆の漢字音リュウタンが、リュウタン→リウタウ→リンダウ→リンドウと日本語化したもの。いわば外来語。古代中国から物と名とが伝えられ、そのまま日本語化した例の一つ。〈桔(キ)梗(キョウ)〉などと同じ。

【用例文】
○竜胆 mini{和名、衣夜美久佐(エヤミグサ)、}mini{一云フ迩加奈(ニガナ)}(和名抄)○りうたんのはな(古今集)○りんだうは……こと花どものみな霜がれたるにいと花やかなる色あひにて(枕)○えやみ草、りんだう也(八雲御抄)○和語二字ノ音ヲ用ル草ノ名。龍胆(リウタン) リンダウ({あい}嚢抄)○龍胆(リンダウ)(下学集)○竜胆(リウタウ)mini{リンダウ・リウタン}/石竜胆(ツルリンタウ)/思草(オモヒクサ)/疫(エヤミ)草(クサ)(俳題正名)○龍胆(リンダウ) 龍胆ノ音転ナリ(中略)サヽリンダウmini{奥州}、mini{勢州}葉ハ竹葉ノ如ニシテ短シ、故ニサヽリンダウト云(本草)○竜胆(りうたん) りんだう(栞草)
【補説】
日本名は、エヤミ草、ニガナ、思い草、タズノイクサ、山ヒコナ。〈ササリンドウ〉はリンドウと同物異称。葉が笹に似ているところからの命名。源氏の紋章とした。gojutit{る}




東京書籍
「語源海」
JLogosID : 8538246