100辞書・辞典一括検索

JLogos

16

所顕し
【ところ-あらはし】


[名]

ところ-あらはし【所顕し】(―アラワシ)((男が、通う女の家を明らかにする意から))平安時代、結婚後三日目の夜に行われた儀式。新婦の家で婿と舅(しゅうと)や親戚(しんせき)たちが対面した。披露宴。
[例]「日ごろありて、御ところあらはしなど、心もとなからずせさせ給へり」〈栄花・ひかげのかづら〉
[訳]「数日して、ご披露宴などを、十分になさった」




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5088384