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おほとなぶら
【おほとなぶら】


[名]

おほとなぶら【大殿油】(オオトナブラ)((「おほとのあぶら」の変化した語))「大殿(おほとの)[1]」でともす、油の灯火。「殿油(となぶら)」
[例]おほとなぶら参りて、夜ふくるまで読ませ給ひける」〈枕草子・清涼殿の丑寅のすみの〉
[訳]「(天皇は)灯火をおともしになって、夜が更けるまでお読みあそばした」
<参考>用例中の「せ給ひ」は、尊敬の助動詞「す」の連用形+補助動詞「給ふ」の連用形。




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5104297