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新保岳南東麓大須戸川流域。「慶長国絵図」では塩町村とあり,板屋古瀬から8里,「ぶたうが谷村」まで15里と記しているので,当時から宿駅であったと考えられる。伝承では,小田弥左衛門なるものが来て当地を開き,字熊の堂に住んだとされている。高根金山開発後,山師たちが当地に来て塩を買い求めたりしたことから,地名となったものか。【塩野町村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。【塩野町村(近代)】 明治22年〜昭和29年の岩船郡の自治体名。【塩野町(近代)】 明治22年〜現在の大字名。