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(近世〜近代)江戸期〜現在の通称町名。江戸期は八幡浜(やわたはま)浦,明治22年八幡浜町,昭和10年からは八幡浜市のうち。愛宕山西麓に位置する。文久2年の「予州宇和島矢野組六ケ所之図」では南の矢野町から北の大法寺下まで,南北に1〜3丁目までの町並みが見える。江戸期の八幡浜浦庄屋浅野家の屋敷が置かれ,同図には「庄屋」と見える。明治末期までの中心市街で商家が軒を連ねた。明治8年の「元治明治初期八幡浜浦住民調」によれば,通りの東側に30,西側に19人があり,湊屋・泉屋・茶屋・紙屋・近江屋本家などの商家のほか,三味線ひき・馬駄賃などの賃取りも見える(八幡浜市誌)。明治6〜36年の新町から大黒(だいこく)町に至る海浜の埋立てにより、商店街は港に近い新町・港町へ移動した。昭和3年八幡浜郵便局を大黒町から移設,同局は同33年浜田町へ移転。昭和4年八幡浜町役場を字川通から移設し,同10年八幡浜市役所となる。同45年八幡浜市役所を現在地60番地に移設,跡地に市民会館(中央公民館)を新設。昭和33年の世帯109・人口398(市統計)。現在は1〜2丁目に分けて通称される。
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