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茅野[中部地方]
角川日本地名大辞典

八ケ岳連峰の西南麓,宮川中流域に位置する。左岸を西茅野,右岸を東茅野という。建御名方命の孫神にあたる智弩神(ちぬがみ)が開拓し居住したところといい,中世には千野・茅野2様の記載がある。地内の勝山・山之神・堤久保・小坂などからは縄文土器・石器が出土しており,御社宮司遺跡は縄文時代から中世の複合遺跡で祭祀遺跡として重要視されている。また金鍔塚・四ツ塚および坂室の雨降塚は7〜8世紀の古墳で直刀・玉類・馬具などが発掘されている。駒形城跡は平安末期から鎌倉初期に活躍した豪族茅野氏の山城と考えられ,付近に火灯山・牛首・御殿城の地名がある。鎌倉街道は坂室で東街道と西街道に分岐し,宮川の右岸と左岸を通り,諏訪湖の東岸と西岸を廻っていた。御射山道は古くから八ケ岳のふもとで年4回行われた諏訪神社上社の御狩神事への道,また御柱道は古くから12年に2度寅年と申年に諏訪神社上社の御柱を八ケ岳山麓の御小屋山から曳き下した道で,いずれも諏訪の古代史のなかでは重要な道であった。
千野(中世)】 鎌倉期から見える地名。
茅野村(近世)】 江戸期〜明治7年の村名。
ちの町(近代)】 昭和23〜30年の諏訪郡の自治体名。
茅野町(近代)】 昭和30〜33年の諏訪郡の自治体名。
茅野市(近代)】 昭和33年〜現在の自治体名。
ちの(近代)】 昭和30年〜現在の大字名。