故事ことわざの辞典
あすとろ出版
愛想尽かしは金から起きる
悪銭身につかず
明日の百より今日の五十
後腹が病める
阿弥陀も銭で光る
有る時払いの催促なし
医者寒からず儒者寒し
一工面に二働き
一攫千金
入るを量りて出ずるを為す
馬痩せて毛長し
売り家と唐様で書く三代目
大きな家には大きな風
大遣いより小遣い
女三人あれば身代が潰れる
替え着なしの晴れ着なし
敵の前より借金の前
がったり三両
金が敵
金が物言う
金で面を張る
金に糸目を付けぬ
金の切れ目が縁の切れ目
金の光は阿弥陀ほど
金は三欠くに溜まる
金は天下の回り持ち
金は湧き物
金持ち金使わず
金持ち喧嘩せず
金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い
借りる時の地蔵顔済す時の閻魔顔
五両で帯買うて三両で絎ける
地獄の沙汰も金次第
銭ある時は鬼をも使う
銭あれば木仏も面を返す
千金の子は市に死せず
総領の十五は貧乏の世盛り
ただより高い物はない
伊達の素足も無いから起こる
長者富に飽かず
長者に二代なし
長範があて飲み
土一升に金一升
陶朱猗頓の富
時は金なり
無いが意見の総じまい
無いが極楽知らぬが仏
無い袖は振れぬ
無い時の辛抱ある時の倹約
何某より金貸し
人間万事金の世の中
掃き溜めと金持ちは溜まるほど汚い
裸で物を落とした例なし
引っ越し三両
貧すれば鈍する
貧にして楽しむ
貧乏柿の核沢山
貧乏難儀は時の回り
貧乏人の子沢山
貧乏花好き
貧乏暇なし
富貴は浮き雲の如し
布施ない経に袈裟を落とす
古川に水絶えず
弁当持ち先に食わず
仏の光より金の光
無尽蔵
持ったが病
安かろう悪かろう
安物買いの銭失い
往き大名の帰り乞食